2022年7月1日

ダイエットの基本の「き」

こんにちは、太宰府筑紫野のヨガスタジオ&パーソナルジムkicori(きこり)です。

今年は早々に梅雨も明け、夏の暑さも本番となり体型やスタイルが気になる季節となりました。そんな中ダイエットを始めようと考えている方に向けて、ダイエットの基本の「き」を今回は紹介していこうと思います。

 

1.人が痩せる仕組みはいたってシンプル

巷に溢れているさまざまなダイエット法に惑わされないために、人が痩せたり太ったりする大原則を頭に入れておく必要があります。それはカロリーバランスです。

ダイエットの原理消費カロリー>摂取カロリー:痩せます
消費カロリー=摂取カロリー:現状維持
消費カロリー<摂取カロリー:太ります

「運動や日々の生活で消費するカロリー」と「食事などで摂取するカロリー」のバランスによって痩せるのか太るのか決まります。

難しいことを考えなくても、1日のカロリーバランスを消費カロリー過多に傾ければ簡単に痩せることができます。

 

2.具体的なカロリー計算方法

上で説明したように、現時点の自分の消費カロリーと摂取カロリーを把握できさえすれば、カロリーバランスを簡単に調整することが可能です。

摂取カロリーと消費カロリーを把握せずにダイエットを行うことは、目隠しをした状態でフルマラソンを完走しようとしていると考えてください。かなり無謀ですし、時間も労力も無駄にします。

摂取カロリーに関しては、今はアプリで食事内容を入力するだけで簡単に把握することができます。

消費カロリーに関しては、ウチのスタジオにもあるInbody測定で基礎代謝を測り、ご自身がどれくらい運動をしているのか、下記の表を参考に当てはめるとわかります。

身体活動レベル
ほぼ運動しない(日常生活以外に運動をしない) ×1.2
軽く運動する(週1〜2回の運動) ×1.375
日常的に運動する(週3〜5回の運動) ×1.55
とても運動する(週6〜7回の運動) ×1.725
とても高頻度(1日に数回・ほぼ毎日) ×1.9

例:基礎代謝1000kcalでほぼ運動しない人
1日の消費カロリー:1000×1.2=1200kcal

もしくは、AppleウォッチやGARMINなどのスマートウォッチを腕に付けておけば、1日の消費カロリーを把握することが可能です。

 

3.カロリー調整

消費カロリーと摂取カロリーを把握できれば、あとは運動や食事でカロリー調整すれば簡単に痩せることも太ることもできるようになります。

とにかく今の自分の状態を把握することがダイエットの近道です。

カロリー調整のやり方に自信がなかったり、自分一人ではモチベーションを維持できないという方は、パーソナルジムなどに通いトレーナーさんに指導してもらうことも選択肢のひとつです。

 

4.できるだけ楽に痩せるポイント

ダイエットをする上で、できるだけ空腹感を感じずに痩せる方法は、血糖値の急上昇を防ぐことです。血糖値は急上昇したあと必ず急降下します。この落差が激しければ激しいほど空腹感を感じやすくなります。

血糖値の急上昇の原因は、「糖質」を多く含む食事です。

血糖値が急上昇する食べ物・炭水化物
・砂糖たっぷりのお菓子
・飴
・ジュース

上記の食べ物は、血糖値が急上昇して空腹を感じやすくなってしまいます。

血糖値をゆるやかに上げるためには、タンパク質が摂れる魚や肉などが入った主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い定食スタイルがオススメです。

空腹感を抑えやすい食事タンパク質が摂れる魚や肉などが入った主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い定食スタイル

血糖値をゆるやかに上げれば空腹感を感じにくくなり、「食べ過ぎ」を防ぐことができます。

 

5.まとめ

他にも書きたいことが多くありますが、いきなり全てを完璧にやろうとすると失敗する確率は高くなりますので、今回はダイエットの「いろは」の「い」の部分だけ紹介させていただきました。

まず第一段階として、アプリを使って現在の自分の「摂取カロリー」を把握することから始めてみてはいかがでしょうか?

計算してみると意外に「摂取カロリーが少ない」などの気づきが出てくるかもしれません。その場合は消費カロリーが極端に落ちている可能性があります。

バランスの良い食事や適度な運動を続けているのに痩せないという人は睡眠に問題があるかもしれません。

自分ひとりではどうしても解決できない場合は、お問合せください。トレーニングだけでなく、inbody測定や食事指導も併せて行っておりますので、お客さまの目的や生活習慣に合わせてサポートさせていただきます。